『北野日奈子の最後スピーチ』
アンコールありがとうございます。
いつも袖で見ていたこの場面がついに自分の番に来て今までの事が沢山沢山頭に広がります。
本当に乃木坂46が大好きで大切で最後のステージももう終わろうとしてる中、こんな時でもみんなとずっと一緒にいたいもっとここにいたい離れたくないなと思ってしまいます。
私の大切な友達が乃木坂46にずっと片想いをしていたと言ってました。
その言葉を借りて私も伝えたいなと思います。
好きな気持ちが募るばかりで大好きで大好きで仕方なくて、考えて考えて過ごしていました。
思いが募るばかりで、その思いが届かなくて希望に敗れて大好きな気持ちが分からなくなる日もありましたが、こうやって最後の時まで、このグループの事が本当に大好きで堪らないんだなと思います。
手紙とは違うんですけど、伝えたい想いをちゃんと文字にしてきちんと届けたいと思い文字にしてきたので読みたいと思います。
まず、乃木坂のスタッフさん方、何もできない何も持ってないこんな私にたくさんの希望をくださりありがとうございました。
みなさんが支えてくださったおかげで自分の気持ちがすむまで大好きな乃木坂にいられることができました。
私の人格は乃木坂で作られて自分で言うのもなんですが良い人間に育ったなと思います。
ここまで育ててくださり本当にありがとうございました。
メイクさんが綺麗に可愛くしてくださり衣装さんが乃木坂の衣装を着せてくださり、こんな私を乃木坂のメンバーにしてくださり本当にありがとうございました。
メンバーのみんな、みんなの存在があった事でどれだけ救われてきたから言葉に表すことができません、どうしてこんなに好きなんだろうと。
学生の頃ずっと人間関係に悩んできた私に、大切なみんなに出会えて幸せでした。
来世も乃木坂46やろうね。
大好きな先輩、大切な後輩のみんなこれからもずっとよろしくお願いします。
どんなに遅く帰っても明かりのついたお家にみんなが待っててくれたのが心の救いでした。
アイドルの仕事は沢山不安にさせたと思います。
長い休業をしたとき朝まで話を聞いてくれたよね
一緒に泣いてくれたから心が救われた。
自慢の娘や妹に慣れるように私らしく頑張るからね
自分の心も大事な人の心も思えるようになった。
こんなに大切な人の存在が出来てこんなに愛してくださる人の存在ができて
一番近くて支えてくれて応援してくれて本当ありがとうございました
それから傷つく事も恐れず私と一緒に9年間歩んでくださったファンの皆様、
自分がアイドルになると思ってなかったし、思ってもいませんでした。
私の力が足りなくて皆さんの期待や想いに応えられないことがありましたが、いつでも背中を押してくれてきいちゃんなら大丈夫大好きだよと言ってくださるその言葉が励みになりました。
すごくすごく悲しいですが、私の未来に向かって歩き出して行くのでそんな姿を皆さんに応援してもらえたらなと思います。
お花の用意もしてくださって、私は行けなかったので家族が動画に収めてくれたので。
私の立場が本当は皆さんに与えるべきなのに、本当に皆さんに貰ってばかりで、こんな私を大切だと好きだと言ってくださり本当にありがとうございます。
卒業する事、私自身本当に寂しいですが、こんな時でも背中を押してくださって声をかけてくださる、本当に幸せだったなと思います。
本当にたくさんの応援をありがとうございました。
気持ちを言葉にして伝える事の大切さをこの9年間で学んでこれからも続けていきたいなと思います。
また私の言葉を皆さんに届けたら良いなと思います。
本当に9年間ありがとうございました。
アンコール冒頭より
